ICF(国際生活機能分類)の「活動と参加」に分類されるのはどれか
1.自然環境と人間がもたらした環境変化
2.精神機能
3.音声と発話の機能
4.コミュニケーション
5.サービス・制度・政策
問題1 答:4
1は環境、2、3は心身機能、5は環境
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問題2
獲得免疫に関係するのはどれか
1.マクロファージ
2.好中球
3.NK細胞
4.肥満細胞
5.T細胞
問題2 答:5
獲得免疫とは外敵に対して抗体を作って戦う。1、2、3、4は自然免疫(とりあえずすぐ攻撃する係)
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問題3
ヒトの中枢神経系について誤っているのはどれか
1.神経板が閉じて神経管になる
2.神経管の前部が脳になり、残りが脳神経になる
3.神経管の内側の空洞の一部が脳室となる
4.外肺葉由来である
5.神経管の発生は胎生4週ころにはじまる
問題3 答:2
神経管の尾部は脊髄になる
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問題4
誤っているのはどれか
1.骨格筋は随意筋である
2.消化器の蠕動運動は平滑筋による
3.血管収縮は平滑筋による
4.心筋は不随意筋である
5.心筋は平滑筋である
問題4 答:5
心筋は横紋筋
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問題5
誤っている組み合わせはどれか
1.オキシトシン 下垂体前葉
2.コレシストキニン 十二指腸
3.セクレチン 小腸粘膜
4.カルシトニン 甲状腺
5.パラトルモン 上皮小体
問題5 答:1
オキシトシンは下垂体後葉
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問題6
BI(Barthel Index)について誤っているものはどれか
1.排尿と排便が別に評価されている
2.コミュニケーションが評価されている
3.できるADLを評価する
4.最低点は0点である
5.最高点は100点である
問題6 答:2
コミュニケーションが評価されているのはFIM
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問題7
パーキンソン病について誤っているのはどれか
1.歯車現象
2.すくみ足
3.ジャックナイフ現象
4.突進現象
5.脂漏性顔貌
問題7 答:3
ジャックナイフ現象は痙性麻痺(上位運動ニューロン障害)で起きる。パーキンソンは屈筋、伸筋ともに緊張するのでガクガク、ギーギー動く(固縮)。
痙性麻痺はどちらか(上肢屈曲、下肢伸展)となりやすい(痙直)。
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問題8
小児の発作性疾患について誤っているのはどれか
1.レノックス・ガストー症候群は難治性である
2.レノックス・ガストー症候群は精神発達遅滞を合併する
3.ウエスト症候群の発症年齢は3歳以上である
4.乳児重症ミオクロニーてんかんは難治性である
5.小児欠神てんかんでは通常けいれんは見られない
問題8 答:3
ウエスト症候群の好発年齢は5か月
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問題9
統合失調症とうつ病の両方にみられる症状はどれか
1.心気妄想
2.観念奔逸
3.誇大妄想
4.妄想気分
5.思考奪取
問題9 答:1
統合失調症とうつ病はともに妄想が見られる。ただしうつ病の妄想はネガティブなものとなりやすい。心気妄想とは自分が何かの病気にかかっていると思い込むもの。
2の観念奔逸は考えが次々と方向も決まらずにほとばしり出る状態。双極性障害の躁状態であらわれる。考えが止められない。
3の誇大妄想は、自分が現実より偉大であると思い込むこと。うつ病では逆に自分を過小評価しやすい。
4の妄想気分は、周囲がなんとなく変わってしまったような感覚で統合失調症特有である。
5の思考奪取は、考えていたことが急に無くなってしまい、まるで誰かに思考を奪われたかのように感じることである。統合失調症にみられる。うつ病でみられる思考制止(考えがゆっくりになる)と区別して覚える。
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問題10
伝音難聴を伴うのはどれか
1.ヌーナン症候群
2.先天梅毒
3.ハント症候群
4.ダウン症候群
5.ミトコンドリア脳筋症
問題10 答:4
ダウン症候群は中耳炎を合併しやすい。その他は感音難聴である。
ヌーナン症候群に関しては情報が少なく、混合性難聴の可能性もあるが、この場合最も確実なダウン症候群を選ぶ(こういうの良くあるので、そういう選び方に慣れておく)。
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問題11
誤っているのはどれか
1.ラクナ梗塞は直径30ミリ以下の梗塞である
2.TIA(一過性脳虚血発作)は24時間以内に一旦消失する
3.心房細動でできた血栓による脳梗塞は脳塞栓である
4.くも膜下出血の合併症には水頭症がある
5.脳出血の好発部位は被殻と視床である
問題11 答:1
ラクナは15ミリ以下。
3の脳梗塞の分類は脳塞栓と脳血栓あるので区別するように。
4のくも膜下出血のリスクは「さしす」。(さ)再出血、(し)攣縮、(す)水頭症
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問題12
廃用症候群について誤っているのはどれか
1.起立性低血圧
2.神経性無食欲症
3.せん妄
4.見当識障害
5.うつ状態
問題12 答:2
神経性無食欲症はいわゆる拒食
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問題13
内舌筋はどれか
1.口蓋舌筋
2.茎突舌筋
3.横舌筋
4.オトガイ舌筋
5.舌骨舌筋
問題13 答:3
舌の形を変えるのが内舌筋。位置を変えるのが外舌筋。(口蓋舌筋については舌下神経支配ではなく咽頭神経叢支配で、外舌筋に加えていない本もある)
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問題14
声帯麻痺について誤っているのはどれか
1.原因として最も多いのは反回神経麻痺である
2.誤嚥しやすくなる
3.一側性のときは左側が多い
4.末梢性のみである
5.両側性では窒息の危険がある
問題14 答:4
中枢性と末梢性がある
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問題15
ギランバレー症候群で誤っているのはどれか
1.筋力低下が急速に発現する
2.深部反射の消失
3.重症例では呼吸筋が麻痺する
4.蛋白細胞解離
5.有痛性強直性けいれん
問題15 答:5
有痛性強直性けいれんは多発性硬化症の症状である
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問題16
誤っているのはどれか
1.クッシング症候群 中心性肥満
2.バセドウ病 代謝低下
3.プロラクチン産生腫瘍 無月経
4.褐色細胞腫 血圧上昇
5.原発性アルドステロン症 血圧上昇
問題16 答:2
バセドウ病は代謝が亢進する
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問題17
誤っているのはどれか
1.歯の表面はエナメル質である
2.う蝕症3度は象牙質が全て失われた状態である
3.フラップ手術では歯肉の一部を切開する
4.象牙質への刺激は痛みを感じる
5.歯根膜には感覚受容器がある
問題17 答:2
う蝕症3度は歯髄までう蝕が進んだ状態である。
「えぞしか」
(え)エナメル
(ぞ)象牙
(し)歯髄
(か)完全にオワタ(歯根まで逝った)
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問題18
顔面神経麻痺について誤っているのはどれか
1.中枢性では前額のしわ寄せができない
2.構音障害の原因となる
3.嚥下反射への影響は少ない
4.末梢性では投薬治療を検討する
5.味覚障害が出現することがある
問題18 答:1
中枢性ではおでこのしわ寄せはできる。
末梢性顔面神経麻痺のベル麻痺やハント症候群では早期に抗ウイルス剤を投与する。
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問題19
輪状甲状筋の支配神経はどれか
1.反回神経
2.上喉頭神経外枝
3.上喉頭神経内枝
4.舌下神経
5.頸神経叢
問題19 答:2
内喉頭筋のうち、輪状甲状筋のみが上喉頭神経外枝支配である。
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問題20
横隔神経が出るレベルはどれか
1.中脳
2.橋
3.延髄
4.頸髄
5.胸髄
問題20 答:4
呼吸関連の神経は頸髄にある。頸髄3番で脊髄損傷すると自発呼吸が出来なくなるため、人工呼吸器管理となる。
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問題21
誤っているのはどれか
1.卵形嚢は上前庭神経支配である
2.球形嚢は下前庭神経支配である
3.前半規管は上前庭神経支配である
4.外側半規管は下前庭神経支配である
5.後半規管は下前庭神経支配である
問題21 答:4
外側半規管は上前庭神経支配である。
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問題22
誤っているのはどれか
1.外耳道によって2000Hzから4000Hzの音が増幅される
2.ツチ骨とキヌタ骨ではツチ骨のほうが長い
3.鼓膜は皮膚層、固有層、粘膜層の3層からなる
4.遮蔽効果が失われると40dBの損失となる
5.外耳道閉鎖で低音の骨導閾値は低下する
問題22 答:4
遮蔽効果が無くなっても12dBの損失である。(鼓膜に少しでも穴があくと前庭窓と蝸牛窓に同じ気圧がかかる。でも耳小骨による増幅がけっこうあるから12ですんでいる)
5の外耳道閉鎖効果はひっかけでよく出てくるので覚える(耳をふさぐと低音が良く聞こえるようになる=低音の閾値が低下)
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問題23
大脳基底核に属しないのはどれか
1.被殻
2.尾状核
3.淡蒼球
4.視床下核
5.海馬
問題23 答:5
海馬は「辺縁系」である。基底核の周りにあるのが辺縁系。
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問題24
外側脊髄視床路が障害されたときに生じるのはどれか
1.温痛覚低下
2.片麻痺
3.触覚低下
4.錐体外路症状
5.深部覚低下
問題24 答:1
求心性の神経(感覚)の通り道は脊髄では外側、前、後索がある。
外側=温痛覚
前=粗大感覚
後索=微細感覚、深部覚
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問題25
両眼性の奥行き知覚はどれか
1.陰影
2.輻輳
3.重なり
4.肌理の勾配
5.運動視差
問題25 答:2
輻輳(ふくそう)は、いわゆる寄り目のこと。片目じゃ寄り目できない。
1、3、4、5は片目でも知覚できる。
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問題26
運動学習について誤っているのはどれか
1.利き手から非利き手への転移がある
2.非利き手から利き手への転移がある
3.技能は潜在記憶である
4.先行した運動学習によって新しい運動学習が抑制されることはない
5.感覚系と運動系の協応関係を伴う
問題26 答:4
先行した学習によって新しい学習が抑制されることを順向抑制という。例:あるダンスを覚えたら、次の新しいダンスが覚えにくい
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問題27(この問題は解けなくていい)
コネクショニストモデルの説明として誤っているのはどれか
1.神経細胞をモデルとしている
2.並列分散処理である
3.人工知能の研究に用いられている
4.多層ネットワーク構造や相互結合ネットワーク構造がある
5.ノード間の関係の強さが距離に現れる
問題27 答:5
5は活性化拡散モデルの説明。
(第19回に「活性化拡散モデル」がいきなり出題されていた。国試は突拍子も無い問題を出してくるので作った)
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問題28
ME法について誤っているのはどれか
1.精神物理学的測定法である
2.直接法である
3.比率尺度を求めることができる
4.感覚的大きさを数詞によって推定させる
5.心理量を測定する
問題28 答:1
マグニチュード推定法は尺度構成法の1つ。
精神を物理学的に測定している(聴覚検査とか)わけでは無い。
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問題29
誤っている組み合わせはどれか
1.YG性格検査 質問紙法
2.TAT 投影法
3.MMPI 質問紙法
4.MPI 質問紙法
5.PFスタディ 質問紙法
問題29 答:5
PFスタディは漫画のセリフを書き込む例のやつ。投影法である。
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問題30(この問題はいじわる問題)
誤っている組み合わせはどれか
1.Sheldon,W.H 内胚葉型
2.Eysenck,H.J 外向型
3.Jung,C.G 内向型
4.Kretschmer,E. 循環気質
5.Norman,W. ビッグファイブ
問題30 答:2
アイゼンクは類型論と特性論を混ぜたような人格理論で、一番上位の類型として「外向性・内向性」「神経症的傾向」「精神病的傾向」の3つを設定している。
人格理論に出てくる人はそんなに多くないので、まず類型論、特性論の代表者を覚えて、そのうえでアイゼンクは類型論と特性論を混ぜたややこしいやつだと覚える。
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問題31
17歳0か月に適用できないのはどれか
1.DN-CAS
2.K-ABCⅡ
3.WISC-Ⅳ
4.新版K式発達検査
5.田中ビネー知能検査Ⅴ
問題31 答:3
WISC-Ⅳは5歳から16歳11か月までである。
適用年齢は語呂合わせで覚えるしかない。
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問題32
クライアント中心療法の説明として誤っているのはどれか
1.治療者はクライアントに無条件の肯定的関心を持つ
2.治療者はクライアントを共感的に理解する
3.治療者は自己一致している必要がある
4.治療者はクライアントに指示的に関わり変化をうながす
5.治療者とクライアントとの人間関係の質が重要である
問題32 答:4
ロジャさんは非指示的。
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問題33
アタッチメント(愛着)の類型を明らかにする実験観察法を考案したのはだれか
1.Bowlby,J.
2.Gibson,E.J.
3.Fantz,R.L.
4.Gesell,A.L.
5.Ainsworth,M.D.S.
問題33 答:5
ストレンジシチュエーション法はエインズワース
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問題34
誤っている組み合わせはどれか
1.Chomsky,N. 言語獲得装置
2.Tomasello,M 社会語用論的アプローチ
3.Skinner,B.F. 普遍文法
4.Bruner,J.S. 言語獲得支援システム
5.Vygotsky,L.S. 発達の最近接領域
問題34 答:3
スキナーは「学習」によって言語が獲得されるとした。普遍文法は人間は生得的に言語能力を持っているという説でチョムスキーのもの。
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問題35
典型的な発達について誤っているのはどれか
1.9か月ころに指さしが可能となり始める
2.8か月ころに目的―手段関係を理解し始める
3.9か月ころに社会的参照が可能になり始める
4.5か月ころに生理的微笑が見られ始める
5.3か月ころに社会的微笑が見られ始める
問題35 答:4
生理的微笑は新生児微笑とも言われる。なのでもっと早い。
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問題36
国際音声記号(IPA)で構音位置に該当しないのはどれか
1.硬口蓋音
2.両唇音
3.声門音
4.鼻音
5.歯茎音
問題36 答:4
鼻音は構音様式である
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問題37
共通語(東京方言)の発音で現れないものはどれか
1.歯茎硬口蓋音
2.口蓋垂音
3.咽頭音
4.両唇音
5.声門音
問題37 答:3
日本語に咽頭音は無い。日本語では咽頭音は異常構音となる。口蓋垂音は[N]。
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問題38
「ジャッキーチェン」の音節数とモーラ数の組み合わせはどれか
1.4―6
2.4―5
3.4―7
4.3―6
5.3―5
問題38 答:4
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問題39
共通語(東京方言)の発音で1モーラ目が無声化しにくいのはどれか
1.きくらげ
2.すし
3.チキン
4.しじみ
5.ひつまぶし
問題39 答:4
無声化しやすい条件は「無声子音に挟まれたイ、ウ」で4は「じ」が有声であるので無声化しにくい。
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問題40
音波について誤っているのはどれか
1.周波数が低くなると波長は長くなる
2.気温が下がると波長が短くなる
3.水中に伝わる
4.振幅が変化すると周波数が変化する
5.音速が変化すると波長が変化する
問題40 答:4
振幅が変化しても周波数は変わらない。
(音を大きくしたからって高くはならない)
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問題41
広帯域サウンドスペクトログラムでの観察が適しているのはどれか
1.イントネーション
2.アクセント
3.ピッチ曲線
4.ダウンステップ
5.母音のフォルマント
問題41 答:5
広帯域=フォルマントの観察と覚える
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問題42
聴覚フィルタに関して誤っているのはどれか
1.帯域幅は中心周波数が低い方が高い方より狭い
2.周波数応答特性のカーブは高周波側が緩やかである
3.臨界帯域幅は500Hz未満はおよそ100Hzである
4.周波数分析は高周波数のほうが詳細である
5.内耳性聴覚障害では聴覚フィルタの帯域幅が広くなる
問題42 答:4
周波数分析は低い音のほうが詳細である
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問題43
共通語(東京方言)のアクセントからみて1語になっていないのはどれか
1.神セブン
2.新メンバー
3.地下アイドル
4.全メンバー
5.リリースイベント
問題43 答:4
全メンバーは「全」にアクセント核がある
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問題44
異形態に関する説明として適切でないのはどれか
1.同一形態素である
2.音素が異なる
3.音読みと訓読みは異形態である
4.複合語に現れることがある
5.「書いた」「読んだ」の「た」「だ」は異形態である
問題44 答:3
音読みと訓読みは形態素が違うので異形態ではない
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問題45
格助詞はどれか
1.私は勇者
2.私が勇者
3.私こそ勇者
4.私でも勇者
5.私も勇者
問題45 答:2
格助詞の語呂合わせ
おにがとよりでからのへや
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問題46
間接受身文はどれか
1.彼は彼女に心を奪われた
2.彼は彼女に振り回された
3.彼は彼女にいつも束縛された
4.彼は彼女にたびたび殴られた
5.彼は彼女に別れを告げられた
問題46 答:1
1は彼が奪われたのではなく、彼の心が奪われたので間接受身文である
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問題47
乳幼児の音声発達の説明として誤っているのはどれか
1.新生児は日本語の音韻体系を持っている
2.喃語の出現をピークとして発声と身体運動の同期現象が減少していく
3.喃語は母語の影響を受ける
4.初語の出現後も非言語音による伝達は行われる
5.新生児は環境音と言語音の区別をしている
問題47 答:1
新生児は特定の音韻体系は持っておらず、すべての音を聞き分けることができると言われている。
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問題48
ケアマネジャーと呼ばれているのはどれか
1.社会福祉士
2.介護支援専門員
3.介護福祉士
4.社会福祉主事
5.介護保険認定調査員
問題48 答:2
介護保険制度においてケアマネジメントを実施する有資格者のこと。主に医療系の資格で5年以上の実務経験があれば受験できる(STもなれるよ)。現在は半数は介護福祉士がなっているらしい。
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問題49
社会保障の主要な機能でないのはどれか
1.社会的安全装置
2.景気の回復
3.所得の再分配
4.リスク分散
5.社会の安定化
問題49 答:2
社会保障制度は経済の安定を図る機能があるが、景気を回復させるわけではない。
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問題50
言語聴覚士免許について誤っているのはどれか
1.業務上知り得た人の秘密を漏らした者は、五十万円以下の罰金に処する
2.言語聴覚士又はこれに紛らわしい名称を使用した者は、五十万円以下の罰金に処する
3.言語聴覚士の名称の使用の停止を命ぜられた者で、当該停止を命ぜられた期間中に、言語聴覚士の名称を使用したものは、三十万円以下の罰金に処する
4.罰金以上の刑に処せられた者には、免許を与えないことがある
5.心身の障害により言語聴覚士の業務を適正に行うことができない者として厚生労働省令で定めるものには、免許を与えないことがある
問題50 答:2
名称は30万円。秘密が50万円。
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問題51
最も新しいのはどれか
1.介護保険法制定
2.言語聴覚士法制定
3.発達障害者支援法制定
4.障害者総合支援法制定
5.後期高齢者医療制度発足
問題51 答:4
1.介護保険法制定(1997)
2.言語聴覚士法制定(1997)
3.発達障害者支援法制定(2004)
4.障害者総合支援法制定(2012)
5.後期高齢者医療制度発足(2008)
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問題52
外れ値の影響を最も受けやすいのはどれか
1.中央値
2.平均値
3.5%トリム平均値
4.最頻値
5.予測値
問題52 答:2
極端な外れ値があると平均がずれる。
中央値は順番に並べてちょうど真ん中の数字。
5%トリム平均は最小と最大の5%を除いた平均で極端な数字を無視できる。
最頻値は最も出現が多い数。
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問題53
エコラリアが出現しにくいのはどれか
1.混合性超皮質性失語
2.トゥレット症候群
3.自閉症スペクトラム障害
4.アルツハイマー病
5.伝導失語
問題53 答:5
伝導失語はそもそも復唱が難しい
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問題54
誤っている組み合わせはどれか
1.MWST 嚥下
2.RBMT 記憶
3.S-PA 記憶
4.RCPM 知能
5.VPTA 声質
問題54 答:5
VPTAは視知覚の検査
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問題55
錐体路に含まれないのはどれか
1.一次運動野
2.内包
3.視床
4.中脳
5.延髄
問題55 答:3
視床は嗅覚を除く全ての感覚のターミナル駅で、ここを通って大脳のそれぞれの皮質へ投射されていく。錐体路には含まれない。
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問題56
中大脳動脈領域の脳梗塞で起こりにくいのはどれか
1.観念失行
2.失書
3.相貌失認
4.聴覚失認
5.口部顔面失行
問題56 答:3
相貌失認は右後頭葉下面から側頭葉下面の領域の損傷で起こる。PCAの梗塞でおこりやすい。
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問題57(ヒントあり)
原発性進行性失語について誤っている組み合わせはどれか
1.ロゴペニック型 復唱障害
2.非流暢/失文法型 発語失行
3.意味型 単語理解障害
4.ロゴペニック型 音韻性錯語
5.ロゴペニック型 単語理解障害
ヒント:非流暢/失文法はブローカ、意味型は超皮質性感覚失語、ロゴペニックは喚語困難+伝導っぽい
問題57 答:5
ロゴペニック型では単語の理解は比較的良好であるとされている
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問題58
発話は非流暢、聴覚的理解は不良、復唱は良好な失語症タイプはどれか
1.混合性超皮質性失語
2.超皮質性感覚失語
3.超皮質性運動失語
4.伝導失語
5.全失語
問題58 答:1
ウェルニッケリヒトハイムの図は便利なので覚えておいて損はない
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問題59
純粋語聾について誤っているのはどれか
1.音楽の区別ができる
2.内耳性難聴により語音弁別能が極度に低下したものである
3.一側性脳病変でも生じる
4.聴性脳幹反応は正常である
5.ティンパノグラムは正常である
問題59 答:2
皮質レベルの問題なので内耳は関係ない
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問題60
失語症訓練におけるSchuellの刺激法でないのはどれか
1.刺激を反復して与える
2.聴覚刺激のみで反応が得られない場合には視覚刺激など他の感覚刺激を併用する
3.患者の脳の中に確実に届く刺激を与える
4.患者が反応しやすい別の刺激を前持って与える
5.誤反応には矯正を行わずさらに刺激を与える
問題60 答:4
前刺激を使うのは遮断除去法である
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問題61
側性化が強いのはどれか
1.ワーキングメモリ
2.計算
3.遂行機能
4.意味記憶
5.手続き記憶
問題61 答:2
計算は優位半球といわれている。
その他は側性化が強いとは言えない。
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問題62
誤っているのはどれか
1.連合型視覚失認では模写ができる
2.統合型視覚失認では模写に時間がかかる
3.連合型視覚失認ではカテゴリー分類はできる
4.統覚型視覚失認では模写ができない
5.視覚性失語では呼称ができない
問題62 答:3
視覚失認はカテゴリー分類はできない(意味にたどりつけない)。ただし形のマッチング(異同弁別)はできるので注意。
カテゴリー分類ができて呼称が出来ないのが視覚性失語である。
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問題63
脳梁損傷で起こらないのはどれか
1.右視野の失読
2.右手の構成障害
3.左手の観念運動失行
4.拮抗失行
5.左手の触覚性呼称障害
問題63 答:1
脳梁が損傷すると側性化している機能が同側の手に出ると覚える(左手に言語系の障害、右手に構成系の障害)
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問題64
前頭側頭葉変性症でみられないのはどれか
1.失語
2.脱抑制
3.常同行動
4.立ち去り行動
5.幻視
問題64 答:5
幻視が特徴的なのはレビー小体型認知症
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問題65
脳性麻痺で誤っているのはどれか
1.核黄疸によるものはアテトーゼ型が多い
2.低体重によるものは痙直型が多い
3.アテトーゼ型は意図しないのに体のあちこちが動く
4.失調型は最も割合が多い
5.脳性麻痺を完全に予防することはできない
問題65 答:4
失調型(小脳に問題)は割合が少ない。痙直型が多い。アテトーゼ型がその次だが、光線療法が行われるようになって減った。
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問題66
自閉症スペクトラム障害の説明で誤っているのはどれか
1.脳の器質的な障害が原因である
2.社会的コミュニケーションの障害がある
3.興味が限定されている
4.知的障害を伴うことがある
5.遺伝的影響が大きい
問題66 答:1
脳の機能的な障害とされている(目に見えるような損傷があるわけではない)。
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問題67
注意欠陥/多動性障害の説明で誤っているのはどれか
1.じっと座っていることができない
2.自分の話す順番を待つことが出来ない
3.ひとつの作業に集中し続けるのが難しい
4.過去や未来の年月日の曜日を言える
5.結論なしに喋りつづける
問題67 答:4
4はサヴァン症候群と言われるものである。
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問題68
K-ABCⅡの下位検査項目の組み合わせで誤っているのはどれか
1.視覚類推 継次処理尺度
2.顔さがし 同時処理尺度
3.位置さがし 同時処理尺度
4.語の配列 継次処理尺度
5.数唱 継次処理尺度
問題68 答:1
視覚類推は同時処理尺度である。
小児系の検査の下位検査は普通に暗記しようとしてもまず無理なので、語呂合わせで覚えること。
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問題69
遠城寺式乳幼児分析的発達検査で誤っている組み合わせはどれか
1.首がすわる 3~4か月
2.人見知りをする 5~6か月
3.積み木を横に並べる 1歳9か月~2歳
4.人を見ると笑いかける 4~5か月
5.さじで食べようとする 11か月~1歳
問題69 答:2
人見知りは10~11か月。赤ちゃん最初はだれにでも笑う。
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問題70
発達性ディスレキシアの児が不得意なものはどれか
1.サッカーのルールを理解する
2.友達の冗談を理解する
3.いつもと違う時間に学校に行く
4.黒板の字をノートに写す
5.先生の指示に従う
問題70 答:4
発達性ディスレキシアは読み書き障害
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問題71
DN-CASの説明として誤っているのはどれか
1.Kaufmanの神経心理学モデルが基礎となっている
2.プランニング、注意、同時処理、継次処理の4つの認知機能から発達を捉える
3.標準実施と簡易実施がある
4.適用は5歳から17歳11か月である
5.ADHDや自閉症スペクトラム障害などにみられる認知の偏りを捉えることができる
問題71 答:1
DN-CASはLuriaの神経心理学モデルをもとにDasがPASS理論を考えた。
ダス、パス、キャス
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問題72
ITPAの説明として誤っているのはどれか
1.個人内差を捉える特色がある
2.言語学習年齢を産出できる
3.回路、過程、水準という次元で捉える
4.適用は3歳から9歳11か月である
5.知能指数を算出できる
問題72 答:5
ITPAは知能指数は算出しない
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問題73
厚生労働省の基準で知能指数55はどれか
1.知的障害では無い
2.軽度
3.中度
4.重度
5.最重度
問題73 答:2
100
正常
85
境界
70
軽度
50
中度
35
重度
20
最重度
0
(下から20,15,15,20,15,15増える)
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問題74
応用行動分析の説明で誤っているものはどれか
1.基礎にはSkinner,B.F.の行動分析学がある
2.目標とする行動がみられたときは強化を行う
3.望ましくない行動は消去を行う
4.子どもの要求には積極的に応じるようにする
5.正の罰より負の罰で対応する
問題74 答:4
子どもの要求が望ましいものではない場合、負の罰(好ましいことが取り除かれる)で対応する。
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問題75
誤っているのはどれか
1.APQは振幅変動指数である
2.PPQは周期変動指数である
3.VHIはアンケート形式の評価法である
4.MPTは最長発声持続時間である
5.GRBAS尺度は音響分析による評価である
問題75 答:5
GRBAS尺度は心理的な評価である。音響分析はコンピュータによって行う。
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問題76
ポリープ様声帯の説明で誤っているのはどれか
1.主な原因は喫煙である
2.中年以降の男性に多い
3.手術をする場合は全身麻酔となる
4.多くの場合は両側性に生じる
5.声帯が浮腫状になる
問題76 答:2
中年以降の女性に多い。ガラガラだみ声のスナックママのイメージ。
手術は喉頭微細手術となるので全身麻酔である。
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問題77
甲状軟骨形成術について誤っているのはどれか
1.Ⅰ型は声帯を内側に移動させる
2.Ⅱ型は声帯の間を広げる
3.Ⅲ型は声帯の緊張を緩める
4.Ⅳ型は声を高くする
5.手術は全身麻酔となる
問題77 答:5
手術は局所麻酔で声を出して調整しながら行われる
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問題78
4歳6か月の男児。構音訓練の必要性が低いのはどれか
1.本人が気にしている
2.被刺激性が無い
3.音の獲得順序の傾向との差異がある
4./r/が[d]に置換する
5.鼻咽腔構音がある
問題78 答:4
/r/の構音の獲得は最も遅いため、4歳6か月で積極的に構音訓練をする必要は無い。
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問題79
口蓋裂に伴わないのはどれか
1.声門破裂音
2.咽頭破裂音
3.鼻咽腔構音
4.共鳴の異常
5.開鼻声
問題79 答:3
鼻咽腔構音は口蓋裂との関係が少ない。
声門破裂音と咽頭破裂音は、代償として行われることが多い。
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問題80
小児の構音訓練における構音位置づけ法ではないのはどれか
1.構音操作を口頭で説明する
2.口腔の断面図を描いて構音点を教える
3.聴覚的刺激を与えて模倣させる
4.模型を使って構音操作を教える
5.舌圧子で構音点を教える
問題80 答:3
3は聴覚刺激法である。
構音位置づけ法は構音器官の使い方を口頭や絵や模型などで説明する方法である。
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問題81
誤っている組み合わせはどれか
1.痙性構音障害 開鼻声
2.失調性構音障害 声の大きさが変動
3.弛緩性構音障害 努力性発声
4.運動低下性構音障害 音節の繰り返し
5.運動過多性構音障害 声の大きさが変動
問題81 答:3
弛緩性構音障害では無力性となる
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問題82
舌切除後でも明瞭度が低下しにくいのはどれか
1./k/
2./n/
3./j/
4./m/
5./d/
問題82 答:4
両唇音は構音できる
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問題83
誤っている組み合わせはどれか
1.声量の低下 LSVT
2.声門閉鎖不全 プッシングプリング訓練
3.声の高さの異常 メンデルソン手技
4.心因性失声症 精神的安定を図る
5.発話速度亢進 ペーシングボード
問題83 答:3
メンデルソン手技は喉頭を挙上させる手技である。声の高さを変える手技はカイザーガッツマン法がある
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問題84
摂食・嚥下の5期モデルにおいて輪状咽頭筋が弛緩するのはいつか
1.先行期
2.準備期
3.口腔期
4.咽頭期
5.食道期
問題84 答:4
嚥下反射は咽頭期である
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問題85
経鼻経管栄養による栄養法の特徴として誤っているのはどれか
1.嚥下訓練の妨げとなる
2.自己抜去が多い
3.長期間の栄養管理に向いている
4.手術が必要ない
5.チューブの交換が必要である
問題85 答:3
長期間の栄養管理には向いていない
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問題86
咽頭残留のある患者へのアプローチで効果が低いものはどれか
1.シャキア・エクササイズ
2.努力嚥下
3.複数回嚥下
4.交互嚥下
5.顎突出嚥下
問題86 答:5
顎突出嚥下は喉頭挙上術(手術)と輪状咽頭筋切除術を行った患者が行う嚥下法である。通常は顎を突出すると嚥下しにくい。
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問題87
発達性吃音について誤っているのはどれか
1.発症率は5%でそのうち8割は改善する
2.適応効果がある
3.初期には症状の変動がある
4.神経学的疾患や脳損傷は無い
5.発語前の緊張や不安は無い
問題87 答:5
緊張、不安あるよ
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問題88
吃音へのアプローチのうち、間接法はどれか
a.年表方式のメンタルリハーサル法
b.流暢性形成法
c.吃音緩和法
d.総合的アプローチ
e.自律訓練法
1.a,b
2.a,e
3.b,c
4.c,d
5.d,e
問題88 答:2
話し方を直接指導するのが直接法。心理面にアプローチするのが間接法。
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問題89
乳児の耳について誤っているのはどれか
1.鼓膜は月齢が小さいほど外耳道に対して水平である
2.外耳道の長さは成人の半分程度である
3.耳管は月齢が小さいほど垂直である
4.裸耳利得のピークは成人より高周波数である
5.成人と同様に外耳道の外側1/3が軟骨部、内側2/3が骨部である
問題89 答:3
耳管は月齢が小さいほど平行なので、中耳炎になりやすい
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問題90
ワクチンが無いのはどれか
1.先天性サイトメガロウイルス感染症
2.先天性風疹症候群
3.流行性耳下腺炎
4.細菌性髄膜炎
5.ポリオ(急性灰白髄炎・小児麻痺)
問題90 答:1
1はワクチンが無い。なんか強そうな名前だからワクチン無いと覚える。
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問題91
耳音響放射について誤っているのはどれか
1.他覚的検査法である
2.外有毛細胞の働きをみる
3.新生児スクリーニング検査に使用される
4.機能性難聴で消失する
5.40dBHL以上の難聴で反応がみられなくなる
問題91 答:4
機能性難聴では消えない。機能性は(きのせい)
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問題92
語音聴力検査について誤っているのはどれか
1.語音弁別検査では単音節語音を用いる
2.語音了解閾値検査は最も高い了解度を示す音圧レベルを閾値とする
3.スピーチオージオグラムに記入する
4.マスキングにはスピーチノイズを用いる
5.語音聴取閾値検査は破線で結ぶ
問題92 答:2
語音了解閾値検査(SRT)は50%弁別できるところを探す
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問題93
老人性難聴の説明として誤っているのはどれか
1.高音障害型である
2.両側性である
3.補聴器による対応が主である
4.語音弁別能が低下する
5.個人差が少ない
問題93 答:5
個人差が大きい。全然悪くならない人もいる。
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問題94
感音難聴を生じるのはどれか
1.Treacher-Collins症候群
2.ピエールロバン症候群
3.歌舞伎症候群
4.筋委縮性側索硬化症
5.Alport症候群
問題94 答:5
1、2、3は伝音難聴、4は難聴になりにくい
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問題95
オージオメーターのダイヤル値が示すのはどれか
1.dBSPL
2.dBHL
3.dBSL
4.dBFS
5.dB
問題95 答:2
聴力レベルなのでヒアリングレベルと覚える。人間の聴覚の特性に合わせて補正しているのがdBHL
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問題96
ティンパノグラムがAd型であった。疑われるのはどれか
1.耳硬化症
2.滲出性中耳炎
3.耳小骨連鎖離断
4.外リンパ漏
5.突発性難聴
問題96 答:3
耳小骨が外れてると鼓膜が揺れやすい
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問題97
補聴器について誤っているのはどれか
1.近年はデジタル補聴器が主である
2.ほとんどの補聴器は防水である
3.MRI検査を受ける時には外さなくてはならない
4.CIC型補聴器は耳に入れると外からはほとんど見えない
5.オープンフィッティング補聴器は高音漸傾型の軽度難聴に適応している
問題97 答:2
防水の補聴器はあまりない
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問題98
補聴器特性の測定の「最大音響利得」について誤っているのはどれか
1.補聴器特性測定装置を使用する
2.音質調整器を規準の音質の位置にする
3.出力制限装置をその装置の作用が最小の状態にする
4.利得調整器を利得最大の位置にする
5.入力音圧レベルは90dBである
問題98 答:5
最大音響利得を知りたいときに入力するのは50dBである。(JIS C5512:2015で50dBに変更になった)
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問題99
人工内耳の説明で誤っているものはどれか
1.体外装置(プロセッサ)は定期的な電池交換が必要である
2.体外のコイルを通じて皮膚下の受信装置へ情報を送る
3.受信装置の電極が前庭神経を刺激する
4.受信装置は電池交換が不要である
5.マッピングが必ず必要である
問題99 答:3
電極が刺激するのは蝸牛神経である
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問題100
視覚聴覚二重障害を生じる可能性が最も高いのはどれか
1.先天梅毒
2.ミトコンドリアDNA1555点変異
3.脆弱X症候群
4.先天性トキソプラズマ症候群
5.ハンチントン病
問題100 答:1
「先天」系はほとんど二重障害になる可能性がある(人体発生時なので何が出てもおかしくない)。ただしトキソプラズマは難聴は無いとされている。